【ガラス工房 KEiS庵】若狭の海への愛から生み出される唯一無二のガラス

ポイントラリーのポイント地点でもある、福井県小浜市の海沿いにある『ガラス工房 KEiS庵』。沖縄で修行をされた庵主、竹田恵子さんが15年前に地元の小浜に戻り、「OBAMAガラス」として立ち上げられたガラス工房です。

若狭らしさを大切にしている私たちが主催するイベントの際には、さまざまな形でお世話になっていて、今回も竹田さんのところに相談に向かいました。

「若狭湾のイベントをするなら！」と話してくださったのが、小浜の海の砂から生まれた【OBAMA blue】についてでした。

「ここにしかないガラス」への思いから生まれた【OBAMA blue】

小浜に戻られてからの竹田さんは、沖縄の「琉球ガラス」のような、小浜でつくる「ここにしかないガラス」を追求し続けていらっしゃいます。目の前に広がるきれいな海を眺めながら、「この海でとれる新鮮な海の幸を、きれいなガラスのお皿に飾りたい」と日々考えられていたそうです。

そんなあるとき、そもそもガラスを作る材料の7割は「砂」だとあらためて気づき、「目の前に海の砂があるじゃないか！」とひらめいた竹田さんは、どうにか小浜の海の砂からオリジナルのガラスを作れないかと挑戦を続けてこられました。

現在、日本にいる硝子作家さんの多くは、大手のメーカーから材料を取り寄せているそうです。そんな中、目の前にある砂を拾い、ガラスにしていくことには多くの困難があったそうですが、あきらめることなく試行錯誤を重ねられた結果、令和4年に待望の【OBAMA blue】が誕生したということです。

誕生するまでは何度も夜泣きをするわが子をあやす親のように、夜中に眠い目をこすりながら数時間ごとに焼いている窯を何度ものぞいていたそうです。

小浜の海のように、きれいで力強く、竹田さんの愛がこもった優しい青が輝く【OBAMA blue】を、ぜひ手にとって見ていただきたいです。

その他の作品もすべてにおいて手作業で一つ一つ作られてます。すべてに愛のこもる作品と竹田さんにぜひ会いに来てください♪

今回は「都道府県別No.1特典」での景品に、この【OBAMA blue】のグラスを贈呈予定です。どれも世界にひとつだけのグラスです。お楽しみに！